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プラクティショナーになろう


フェルデンクライスをやってからよく思うのは、ピアノの演奏がいかに運動であるかということ。

追求するものは芸術なんですけど〜。

大きな音を出すためにも、本当にいろいろな体の使い方を私たちはしていて、出せる人と出せない人がいる。それは単に骨格の違いだけではなく、体の使い方の違いなんですよね。

足から頭まで、全身を利用して指先へ力を伝えて行く。

若い頃は指や腕、せめて肩くらいまでしかピアノ奏法に関連を考えていなかった私が

フェルデンクライスを学んで得られた実感です。

そして運動といってもスポーツ界と違うのは、ずっと現役でいられるということですね。

知識として学んだことを教えるのではなく、自分の体験で得たものを伝えられる。

最近呟いている腕の使い方。目の話。手首のことなどもそう。

日々の練習や本番での演奏から裏付けられる体の使い方や発見は、通説と違うことが多々ありますが、今でもピアノを弾き続けてているからこそ見つけられている事実だと感じています。

みなさんプラクティショナーになりませんか?

4年ほどかかりますが、そこでの学びはとても豊かで実践的です。

学んでいる間でも、演奏しながら自分の中で感覚がどんどん変化していくのを体験できます。

「あーこんなに楽なんだ!」とか「こうすると早く弾ける!」とか。

別にピアノの奏法を教えてくれるのではないのですけど(笑)

そんな発見はピアノ指導でもとても役立ちます。

フェルデンクライスを活用しながら発見していく喜びはとても大きいのです。

今はピアニストでフェルデンクライスを活用している方が少ないのですが、

私の夢は同じ感覚でピアノ奏法を追求している音楽家のネットワークを作ること。

みんなで共有しながら追求していければ、更に豊かな世界が広がるように思っています。

ちょうどこの秋からフェルデンクライス・ジャパンでプラクティショナー育成コースが始まりました。こちらでは音楽家とフェルデンクライスの結びつきを研究し、一緒にサポートしてくださいます。

まだまだこれから参加できるようですのでぜひお問い合わせしてみてください。

詳細はこちら


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